ネットショップのページで「クロノグラフ」「スモールセコンド」「レトログラード」など小難しい単語が並んで買う気をなくしたりしていませんか?
これはどの業界でもそうですが、「業界の人間」が作っているので、知っていることを前提にしているケースが多いです。
お店の店員さんも謎の横文字を並べて知識自慢をしてくる人は割といます。
個人的には「売る気ある?」とツッコミを入れたくなりますが。
そこで少しでも多くの方に腕時計の機能を知ってもらい、腕時計を楽しんでもらおうと思いました。
少しではありますが、機能について紹介いたします。
クロノグラフ

「キング・オブ・機能」として君臨するクロノグラフ。
要するに「ストップウォッチ」です。
これだけだと寂しいので、もう少し詳しくご説明いたします。
クロノグラフ(Chronograph)は、ギリシア語が語源です。
「時間=chronos(クロノス)」と「記す=graphos(グラフォス)」の造語です。
オメガ等に搭載されていて新しいイメージがありますが、1822年にフランスの二コラ・リューセック(Nicolas Matthieu Rieussec)が発明した歴史のある機能です。
使い方としてはシンプルで、たいていの時計は右側についているボタンを押すだけで使いこなせます。
名前が格好いいのに操作が簡単なところもうれしいですね。
クロノグラフにはこちらのような派生型が存在します。
- デジタル・クロノグラフ
- フライバック・クロノグラフ
- スプリットセコンド・クロノグラフ
- 自動巻きクロノグラフ
我々庶民は基本的にお目にかかることはありませんので大丈夫です。
またクロノグラフの中にはインダイヤルの部分をクロノ針として動かす亜流も存在します。
それと区別するために、本来の秒針の部分がストップウォッチの機能を果たす機能は「センタークロノグラフ」と呼んだりもします。
その際は、たいていの場合インダイヤルに秒針があります。これを「スモールセコンド」と呼びます。
「インダイヤル」とは文字盤に2つか3つある目玉のような見た目をしている、クロノグラフの機能を補完する針が付いている部分を指します。
有名な時計としては
- ウブロ・ビッグバン
- ロレックス・デイトナ
- オメガ・スピードマスター
などがあります。
精度の違いはあれど、1万円台の時計でも割と普通に搭載されています。
1万円台でロレックスやオメガと同じ機能の物が手に入るなんて嬉しくないですか?
自慢できるおススメの機能です。
スモールセコンド

先述したクロノグラフのインダイヤルに搭載されていたり、機械式腕時計に多い機能です。
何らかの事情で文字盤中央から秒針を出せない場合に補完として文字盤下部などにインダイヤルを設ける等して設置する事が一般的です。
クラシックな腕時計に多い機能です。
高級時計ではパテックフィリップが有名ですが、オリエントのような1万円台の腕時計でも搭載されているオーソドックスな機能です。
逆に通常の文字盤中心から出ている秒針は「センターセコンド」と呼びます。
ちなみに「スモセコ」と略すると業界の人っぽい雰囲気が出せますよ。
レトログラード
どこかの地名のようですが、れっきとした腕時計の機能です。
レトログラードとは主に文字盤の上下のどちらかに針が扇状に動き、端まで行くと瞬時に逆の端まで戻る機能です。
上の時計で分かりやすく説明すると、文字盤6時位置のにあるレトログラードの針が左端 「24」を超えた瞬間に針が「0」に戻るという事です。
こちらの時計は24時間と31日をレトログラードで再現しています。
他にもクロノグラフの子秒針がレトログラードだったり、バリエーションは豊富です。
デュアルタイム
デュアルタイムとは2つの時間を文字盤上で表示できる機能の事です。
文字盤本体に小さな文字盤が2つ入っているパターンが多いです。
こちらのようなイメージです。
日本時間と海外の時間を2つ並べて表示できますので
現地時間や時差なども分かりやすいです。
海外ビジネスや旅行をよくする方に向いていますね。
総括
いかがでしたか?
ほんの少しですが、腕時計の有名な機能のご説明をさせていただきました。
もっと他にもたくさんありますので、定期的に更新いたしますね。
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